謙虚な日々を

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ガンプラがメインですが、子供の事や日記、自作キャラなども紹介しているブログです。

読書 さまよう刃(東野圭吾)感想

 

さまよう刃 (角川文庫)

さまよう刃 (角川文庫)

 

こんにちは。

 

すてでぃです。

 

今回は、

 

さまよう刃東野圭吾

(2008年 角川文庫)

 

を、ご紹介したいと思います。

 

【概要】

妻を5年前に亡くしている長峰重樹の1人娘・絵摩が、未成年の少年グループに暴行され殺されてしまう。

 

あるきっかけで犯人を知った長峰は、復讐を決意する。

 

長峰は犯人を追い、警察とマスコミは長峰を追う。

 

正義とは何か。

 

【感想】

かなり重くて悲しい内容ですが、さすが東野圭吾さん、とても読みやすいのでサクサク読むことができます。

 

そして、この作品はとても考えさせられる作品だと思います。

 

もし自分が長峰の立場だったら、同じ事をするだろうか。

 

これはもう当事者にならないと、わからない問題です。

 

娘が殺されたから、殺した犯人に復讐する父親は"正義"なのか、"悪"なのか。

 

答えは人それぞれであり、簡単に出るものでもありません。

 

私は、復讐はさすがに"正義"ではないが、父親の行動は"悪"でもないと思う。

 

本当の"悪"というのは、

 

罪が軽くなると知って犯罪を犯す未成年の少年達であり、

 

未成年なら罪を軽くし、更正させるべきだと謳っている少年法であり、

 

犯罪を犯す少年達を育てた親であり、

 

こういった事実に無関心な我々である。

 

この作品は、2009年に寺尾聰さん主演で映画化されています。

 

原作と比べてしまうと、どうしても物足りなさは感じてしまいますが、映画は時間が決まっているので仕方ないと思います。

 

それでも、この話の核である"正義とは何か、悪とは何か"という問題提起はされていますので、原作と同じく考えさせられる作品になっています。

 

原作も映画も、長峰が最後どうなるか、ラストまで目が離せません。

 

それではまた。

 

すてでぃでした。

さまよう刃 [DVD]

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